5月例会のご案内
■テーマ
ただのコンクリート橋とちゃう!
~ 土木技術者の意気「新余部橋梁架替工事物語」~

■内 容
明治45年、東洋一の架橋として完成した山陰本線・余部鉄橋(余部橋梁)。
当時の土木技術を結集して建設され、今日まで約100年間、地域輸送を支えてきました。
昭和61年の列車転落事故を契機に新しくコンクリート橋へ架け替えられることになり、今年8月12日に完成(開通)します。
新橋は、現橋のイメージを踏襲し「直線的でシンプルな美しさ」「風景にとけ込む透明感」を持つデザインです。
しかし巷では「高速道路の橋といっしょで味気ない」「どこにでもある、ただのコンクリート橋」との評価が一般的です。
ところが、実は、この新余部橋梁は『ただのコンクリート橋』ではないのです。
明治の土木技術者が命を懸けたように、新橋においても清水・銭高JVの技術者が【100年後の土木遺産】をつくる意気で技術者魂を投入しています。
工事の中で最も難しく、全国の技術者が注目しているのが「橋桁移動旋回工法」。
7月17日~8月11日の列車運休期間中に現橋の一部を撤去し、新橋橋桁(コンクリートの塊約3,800t)を、地上高40mの狭いヤード内で大型油圧ジャッキにより約4m平行移動後、約5度回転させる、しかも橋桁の重心が超不安定な状態での、国内に例の無い初の作業です。
完成後の見た目だけでなく、施工中の現場技術者の緊張感ある闘いに迫ります。

■講 師
山陰線鎧・餘部間余部橋りょう改築他工事特定建設工事共同企業体
(清水建設・錢高組JV)現場代理人 中原俊之所長

■日 時
2010年5月22日(土)12:00~15:30

■場 所
・お話:香美町香住区余部 清水建設・錢高組JV現場事務所
・昼食:    〃    空海(TEL 0796-34-0102)
※ 釜飯@1,450円:山菜、梅干し、鮭、鳥⇒4種類の釜めしがあるそうです。各種釜めしを適当に人数分注文しておきます。先着順でどれかを選んでいただく予定です。

■スケジュール
12:00~ 集合・昼食:レストラン「空海」 周辺に駐車できます。
香住から浜坂方面への国道178号線沿い、余部鉄橋を過ぎて西方約300メートルの道路右側にあります。
13:00~ 講話(清水銭高JV事務所)
14:00~ 現場見学(餘部駅へ移動)
15:00~ 会員トーク
15:30  終了、解散(JV事務所前)

■参加申込
5月19日(水)中にe-mailでご連絡下さい。
参加費は、1,000円+昼食代(実費)です。

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