11月例会案内
■□ 但馬学研究会 2011年度~2012年度 11月例会案内 □■

1 テーマ  へぇー、ほぉー、笑いと涙の香味煙物語
        ~ 村岡名物おじさんのしゃべりが炸裂~

   今から20年余り前、当時としては珍しい“手づくりハム”専門店を開業した
   井上利夫煙長さん。トレードマークのヒゲもすっかり白くなってしまいましたが、
   そのユニークな発想と和やかな人柄はとどまるところがありません。
   今でこそ“香味煙”といえば「あ~知ってる知ってる!」ってなもんですが、
   今日に至るまでにはなかなか・・・・、色々なことがありました。
   その全て!?を但馬学の皆さんだけに、特別に語っていただきます。

   スタディー例会の会場は、村岡区福岡の村中(兎塚小学校横)にある
   兎塚地区公民館。おもろい話を聴いていただいた後は、香味煙へ。
   皆さん、美味しい手づくりハムをいっぱいお買い求めくださいね。
   さぁ、今年の最新傑作は何でしょうか?!お楽しみに。

2 日 時  平成23年11月26日(土)

3 場 所  ・昼食:道の駅村岡ファームガーデン 「但馬牛ステーキ食べ放題?」
         → レストラン右奥の別室を予約。
         →「但馬学で~すっ」とスタッフにお声かけください。

        ・スタディー例会:香美町村岡区福岡 兎塚地区公民館 <別図>

4 講 師  生活工房香味煙 煙長 井上利夫さん

5 日 程

  12:00~ 集合・昼食(村岡ファームガーデン)→兎塚地区公民館へ移動

  13:30~ スタディー例会

  15:30~ 閉会、お買い物ツアー(香味煙)

6 出欠のご報告

  11/23(水)午後10時まで

  
■11月例会幹事  友田靖彦、谷岡慎一、藤原博文
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10月例会案内
■□ 但馬学研究会 2011年度~2012年度 10月例会案内 □■

────◇◆ テーマ ◇◆───────────────────────────────

平成のゴールドラッシュがやってきた

~ 砂金掘り体験 ~

その昔、この北近畿は丹国(にのくに)と呼ばれていました。
古代日本の勢力圏の一つで丹州(たんしゅう)とも呼ばれることも
ありました。

古代丹国は、北ッ海(日本海)を前に朝鮮半島から日本の表玄関
として、若狭・越国へと大陸文化が伝わっていったと考えられており、
丹国は律令制によって分国されるまで、丹波・但馬・丹後を含む広大
な国で、古墳の宝庫であり、古墳の数は丹後で約5000基近く、但馬は
約3000基もあるとされています。

この大丹国を支えた経済基盤が丹(辰砂)でした。朱色の硫化水銀
からなる鉱物で、別名に赤色硫化水銀、丹砂、朱砂などがあります。

日本では古来「丹(に)」と呼ばれていました。その鉱脈のある所の
ことを「丹生(にゅう・にょう)」といいます。ですから未だにこの
地名が残されている所が沢山あります。

勿論、丹だけではなく渡来人たちの手により砂鉄も採掘され、当時
の一大生産地でした。時代はさかのぼって、太平洋戦争以前は特に兵
庫北部の鉱山は目覚しく、100数カ所稼動しており、金山に至っては
30数カ所確認されています。

金の産出量は東洋一の規模を誇っておりゴールドラッシュに湧いて
いました。

その事を踏まえ、先人たちに思いを馳せながら、砂金掘りをするこ
とに致しました。

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担当: 椿野、衣川、太田
───────────────────────────────────────────

日時: 平成23年10月22日(土)9:30~

場所:たけのこ村(豊岡市竹野町東大谷334)

講師: 野村敏郎(のむらとしろう)氏(灘高教諭2006世界砂金掘り選手権プロの部優勝)

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〔スケジュール〕

・09:30~10:00 受付

・10:00~11:00 オリエンテーション(講師による説明、解説)

・11:00~11:30 竹野坑道見学

・11:30~12:30 砂金掘り教習(水槽にて)

・12:30~13:30 食事(BBQ)

・13:30~15:30 大谷川にて砂金掘り体験

・15:30~16:00 総括、終了
───────────────────────────────────────────

★参加締切り 10月10日(月)

今回の例会は主催が「砂金掘りで街おこし出来るか実験する委員会」で、
但馬学は後援という形で参加いたしますので、メンバー以外の方も来られます

主催:砂金掘りで街おこし出来るか実験する委員会
後援:但馬学研究会・北近畿みらい・るんるんテレビ

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9月例会案内
《但馬学研究会 2011年度〜2012年度 9月例会案内》

──────────◇◆ テーマ ◇◆──────────────

「妙見って何?」

■内 容

日本三大妙見の一つと言われる但馬妙見日光院。実際のお寺を拝見し、寛文年中、杵
築(出雲)大社から帝釈寺(日光院)へ譲渡された三重の塔のお話。

出雲大社とのそのご縁にも触れ、さらに明治の神仏分離・廃仏毀釈の処置で帝釈寺が
名草神社として簒奪された歴史の経過を伺う。

■講 師  森田 親ニ(もりたしんじ)氏
      日光院 副住職

■日 時  2011年9月24日(土)12:00~16:00

■場 所  兵庫県養父市八鹿町石原450
      日光院
      TEL 079-662-2817
      
──────────────────────────────
■スケジュール

12:00~ 集合・昼食・境内自由散策

13:30~ 講義
14:30~ 拝観・質疑応答
15:30~ 会員トーク
16:00  終了、解散

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参加締め切り  9月22日(木)

担当 福井 戸田 小川




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2011年~2012年度 8月例会報告
■□  但馬学研究会 2011年~2012年度 8月例会報告  □■

日時:2011年8月27日(土)10:00〜12:00
場所:山陰海岸ジオパーク遊覧
講師:谷本 勇(たにもといさむ)氏

竹野港から但馬御火浦までの海岸地形を見学します。
下記の動画と一緒にご覧下さい



http://www.youtube.com/watch?v=noKROpKHPIY

1分
竹野川河口から出発です。
河口左岸は日本列島が大陸東端にあったころの火砕岩からなる角礫岩の地層です。

2分
大浦湾北部一帯の角礫岩層からなる地域を大マン、小マンといいます。


3分
切浜湾先端部の下山中央部の淀洞門です。洞門は山の中央を縦に走る断層に沿ってできています。

4分
切浜湾のはさかり岩です。ここは花崗岩の角礫を含んだ角礫岩からできています。亀裂によって上部の岩が崩落し、挟まったものと思われます。

5分
須井洞門です。付近にはいくつかの洞門や甌穴など亀裂沿いに侵食された地形が見られます。

相谷の貝殻島です。花崗岩の白い角礫が貝殻に見えるところから名付けられています。

6分
安来松島です。小島が一列に並ぶこの付近の景観を安来松島と呼んでいます。

7分
佐津海岸先端部の小山は柴山湾への目印となるため「柴山」と呼ばれます。
北側の岩壁を「柴山赤壁」といいます。

8分  
この洞門は「朝日洞門」といいます。

8分30秒
柴山港口の金鉱山の入り口です。

9分30秒
北前船の寄港地、現在の漁港「沖の浦」です。




http://www.youtube.com/watch?v=ilbgk9Vv2xY

0分
火成岩にできた亀裂部が侵食されてできた香住キャニオンです。付近には大穴洞門があります。


0分40秒
湾口の波消しのケーソンです。

0分56秒
香住湾内、中央の、泥岩砂岩からなる白石島です。


1分20秒
香住湾西部一帯を香住松島といいます。

柱状節理が美しい弁天島です。

湾の奥が三田浜海水浴場です。

2分30秒
この付近は栃三田です。(この付近でも動物の足跡化石が発見されています。)泥岩砂岩の地層と上部の火成岩が重なる垂直の岩壁です。

4分
黄色の二つの島は「兄弟赤島」といいます。

この入り江をオッパセ浜といいます。

背後の壁は天然記念物「鎧の袖」です。

崖の前の小島は天然の造形「蜂の巣岩」、「鷹巣岩」です。

「鎧の袖」付近の全景です。



6分
泥岩砂岩の重なり合った地層が「松ヶ崎百層崖」です。

この付近を「水の浦」といいます。動物の足跡化石を含む泥岩砂岩層に割り込んだ黒い岩石が弁天島火成岩です。さらに、この二つの岩石を切って割り込んだのが「鎧の袖」をつくる岩石で、付近越智走の重なりが最もよく解かる場所です。

7分22秒
四角い穴が「衣笠洞門」別名「百間洞門」です。

8分
松ヶ崎百層崖の全景 縞模様が美しい海食崖です。

9分 
「余部橋梁」 余部鉄橋に変わってつくられた余部橋梁です。狭く険しい谷間は但馬の地形を代表する地形といえます。

9分30秒
伊笹岬と御崎、陸の孤島といわれたへき地の村、平家伝説の村「御崎」が急斜面にへばり付くように立地しています。




http://www.youtube.com/watch?v=Xoo4RCuCWHQ


0分
伊笹岬の先端部、260mの山頂部には日本で最も高い場所の灯台が航行安全を図っています。

1分30秒
そそり立つ岩壁の亀裂に沿って洞門が並びます。そのうち釣鐘洞門は高さ約50m余の洞門です。

1分50秒
火成岩からなる鋸岬は硬いため、侵食に弱い周囲の礫岩が侵食されて残った地形です。

岬中央の洞門は離水洞門の「旭洞門」です。

3分
鋸岬と大島の間は「三尾松島」といわれます。ここは絶好の磯漁場です。

4分
約三百万年前に割り込んだ流紋岩の岩床の柱状節理が美しい三尾大島です。

島には厳島神社が祭られ、灯台が置かれています。

三尾の村は沿岸、磯漁業の村です。船はここで折り返します。

       

7分
竹野に帰ってきました。

陸繋島の猫崎半島です。

8分
半島先端部には流紋岩の節理が無数に発達してできた大仏、小仏といわれる奇岩の岩壁です。

9分
流紋岩が泥岩砂岩層の上に重なっている様子が見られます。

半島西側には半島のすそを取り巻くように波食棚が発達しています。

10分
泥岩砂岩層の傾きがよくわかります。


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8月例会案内
■□ 但馬学研究会 2011年度~2012年度 8月例会案内 □■
──────────◇◆ テーマ ◇◆───────────────────
日本海誕生の鍵は但馬にあった
~ 現地視察編 ~

山陰海岸ジオパークを海の上から実際に見学し、なぜ山陰海岸がジオパーク
に認定されたのか、また貴重な地形・地質遺産を観察し、その神秘と雄大さ
を共有しましょう

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担当: 太田、小川、飯尾
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日時: 平成23年8月27日(土)10:00~
場所: 山陰海岸ジオパーク
講師: 谷本 勇(たにもといさむ)氏

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〔スケジュール〕

09:30竹野漁港集合
北前館の道挟んで西側になります。
10:00 出航
山陰海岸ジオパーク遊覧
13:00 帰港
13:30 食事・お話・質問(北前館にて)
15:00 会員トーク
15:30 終了

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★参加締切り 8月19日(金)
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