2006,09,28, Thursday
開催月日 : 9月23日(土)
開催市町 : 豊岡市
テーマ : 「執念の豊岡かばん職人~カバンストリート散策、モノ作りの真意」
講 師 : 植村美千男さん (職人・植村美千男のかばん修理工房)
場 所 : 豊岡市カバンストリート
参加者 :
担 当 : 中田、浜野、
豊岡市は全国一のカバンの生産地です。しかし「灯台下暗し」で、意外とこの地場産業のことを知らない地元の人は多い。そこで、但馬学では満を持して「カバン」を取り上げました。訪ねたのは豊岡かばんの情報発信基地「カバン・ストリート」を運営している宵田街商店街。
私たちは「宵田いっぷく堂」で昼食をいただき、宵田街商店振興組合の兼崎理事長に、カバン・ストリート誕生の経緯をお聞きし、カバンストリートを案内していただいた。(写真中央が兼崎氏)
最初は、7月にオープンしたばかりの「ARTPHERE」。画材専用バッグを切り口として豊岡かばんのオリジナルを全国に発信しようとされている。しばらくするとメンバーの目つきは、ほとんど視察モードからショッピング・モードに変わってしまっている。
次は服地の店「万勝」さん。店内には「火山灰&山土染」の説明とともに素朴な風合いのバッグが陳列されている。企画・製作しているのは(株)フィードさん。
こちらは「レコード店」からカバン作りに転職された「bags VOICE」。ミシンを置いてオリジナル・バッグを製作されている。特注も受けていただけるそうだ。
カバンストリートの目玉の一つ「カバンの自動販売機」。城崎温泉へ向かう国道312号線沿いに設置されている。
「カバン・ステーション」はストリートの中心店舗。ここで人気のバッグがある。「365 birthday tote bag」。配色パターンが366種類ある。自分のバースディ・カラーのカバンを購入すると日付を入れてもらえる。
いよいよ、今日のメイン講師をお願いしている植村美千男さんの登場です。
場所はカバンストーリの中にある「職人・植村美千男のかばん修理工房」である。修理中のカバンや道具がところ狭しと並んだ作業台を挟んでお話をお聞きする。
「命を懸ける。背水の陣をひかないといい仕事はできない」
「若い者には、世界一のカバンを作ろうやと声をかけている」
「伝統(いいもの)を守るには、稼ぐ商品も持たなければならない」
「商売はしっかりと利益をとれば良い。でも、あとで赤恥をかかないように。オンリー・ワンの隠し味をもっているか?」
「修理をやれば、さまざまなカバン技術がわかる」
「ヨーロッパの有名ブランドのバッグもいっぱい修理してきた」
植村さんが仰った言葉の数々。本物の職人とは、植村さんのような人を言うだと強く思いました。
開催市町 : 豊岡市
テーマ : 「執念の豊岡かばん職人~カバンストリート散策、モノ作りの真意」
講 師 : 植村美千男さん (職人・植村美千男のかばん修理工房)
場 所 : 豊岡市カバンストリート
参加者 :
担 当 : 中田、浜野、
豊岡市は全国一のカバンの生産地です。しかし「灯台下暗し」で、意外とこの地場産業のことを知らない地元の人は多い。そこで、但馬学では満を持して「カバン」を取り上げました。訪ねたのは豊岡かばんの情報発信基地「カバン・ストリート」を運営している宵田街商店街。
私たちは「宵田いっぷく堂」で昼食をいただき、宵田街商店振興組合の兼崎理事長に、カバン・ストリート誕生の経緯をお聞きし、カバンストリートを案内していただいた。(写真中央が兼崎氏)
最初は、7月にオープンしたばかりの「ARTPHERE」。画材専用バッグを切り口として豊岡かばんのオリジナルを全国に発信しようとされている。しばらくするとメンバーの目つきは、ほとんど視察モードからショッピング・モードに変わってしまっている。
次は服地の店「万勝」さん。店内には「火山灰&山土染」の説明とともに素朴な風合いのバッグが陳列されている。企画・製作しているのは(株)フィードさん。
こちらは「レコード店」からカバン作りに転職された「bags VOICE」。ミシンを置いてオリジナル・バッグを製作されている。特注も受けていただけるそうだ。
カバンストリートの目玉の一つ「カバンの自動販売機」。城崎温泉へ向かう国道312号線沿いに設置されている。
「カバン・ステーション」はストリートの中心店舗。ここで人気のバッグがある。「365 birthday tote bag」。配色パターンが366種類ある。自分のバースディ・カラーのカバンを購入すると日付を入れてもらえる。
いよいよ、今日のメイン講師をお願いしている植村美千男さんの登場です。
場所はカバンストーリの中にある「職人・植村美千男のかばん修理工房」である。修理中のカバンや道具がところ狭しと並んだ作業台を挟んでお話をお聞きする。
「命を懸ける。背水の陣をひかないといい仕事はできない」
「若い者には、世界一のカバンを作ろうやと声をかけている」
「伝統(いいもの)を守るには、稼ぐ商品も持たなければならない」
「商売はしっかりと利益をとれば良い。でも、あとで赤恥をかかないように。オンリー・ワンの隠し味をもっているか?」
「修理をやれば、さまざまなカバン技術がわかる」
「ヨーロッパの有名ブランドのバッグもいっぱい修理してきた」
植村さんが仰った言葉の数々。本物の職人とは、植村さんのような人を言うだと強く思いました。
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