2011,08,22, Monday
■□ 但馬学研究会 2011年~2012年度 8月例会報告 □■
日時:2011年8月27日(土)10:00〜12:00
場所:山陰海岸ジオパーク遊覧
講師:谷本 勇(たにもといさむ)氏
竹野港から但馬御火浦までの海岸地形を見学します。
下記の動画と一緒にご覧下さい
http://www.youtube.com/watch?v=noKROpKHPIY
1分
竹野川河口から出発です。
河口左岸は日本列島が大陸東端にあったころの火砕岩からなる角礫岩の地層です。
2分
大浦湾北部一帯の角礫岩層からなる地域を大マン、小マンといいます。
3分
切浜湾先端部の下山中央部の淀洞門です。洞門は山の中央を縦に走る断層に沿ってできています。
4分
切浜湾のはさかり岩です。ここは花崗岩の角礫を含んだ角礫岩からできています。亀裂によって上部の岩が崩落し、挟まったものと思われます。
5分
須井洞門です。付近にはいくつかの洞門や甌穴など亀裂沿いに侵食された地形が見られます。
相谷の貝殻島です。花崗岩の白い角礫が貝殻に見えるところから名付けられています。
6分
安来松島です。小島が一列に並ぶこの付近の景観を安来松島と呼んでいます。
7分
佐津海岸先端部の小山は柴山湾への目印となるため「柴山」と呼ばれます。
北側の岩壁を「柴山赤壁」といいます。
8分
この洞門は「朝日洞門」といいます。
8分30秒
柴山港口の金鉱山の入り口です。
9分30秒
北前船の寄港地、現在の漁港「沖の浦」です。
http://www.youtube.com/watch?v=ilbgk9Vv2xY
0分
火成岩にできた亀裂部が侵食されてできた香住キャニオンです。付近には大穴洞門があります。
0分40秒
湾口の波消しのケーソンです。
0分56秒
香住湾内、中央の、泥岩砂岩からなる白石島です。
1分20秒
香住湾西部一帯を香住松島といいます。
柱状節理が美しい弁天島です。
湾の奥が三田浜海水浴場です。
2分30秒
この付近は栃三田です。(この付近でも動物の足跡化石が発見されています。)泥岩砂岩の地層と上部の火成岩が重なる垂直の岩壁です。
4分
黄色の二つの島は「兄弟赤島」といいます。
この入り江をオッパセ浜といいます。
背後の壁は天然記念物「鎧の袖」です。
崖の前の小島は天然の造形「蜂の巣岩」、「鷹巣岩」です。
「鎧の袖」付近の全景です。
6分
泥岩砂岩の重なり合った地層が「松ヶ崎百層崖」です。
この付近を「水の浦」といいます。動物の足跡化石を含む泥岩砂岩層に割り込んだ黒い岩石が弁天島火成岩です。さらに、この二つの岩石を切って割り込んだのが「鎧の袖」をつくる岩石で、付近越智走の重なりが最もよく解かる場所です。
7分22秒
四角い穴が「衣笠洞門」別名「百間洞門」です。
8分
松ヶ崎百層崖の全景 縞模様が美しい海食崖です。
9分
「余部橋梁」 余部鉄橋に変わってつくられた余部橋梁です。狭く険しい谷間は但馬の地形を代表する地形といえます。
9分30秒
伊笹岬と御崎、陸の孤島といわれたへき地の村、平家伝説の村「御崎」が急斜面にへばり付くように立地しています。
http://www.youtube.com/watch?v=Xoo4RCuCWHQ
0分
伊笹岬の先端部、260mの山頂部には日本で最も高い場所の灯台が航行安全を図っています。
1分30秒
そそり立つ岩壁の亀裂に沿って洞門が並びます。そのうち釣鐘洞門は高さ約50m余の洞門です。
1分50秒
火成岩からなる鋸岬は硬いため、侵食に弱い周囲の礫岩が侵食されて残った地形です。
岬中央の洞門は離水洞門の「旭洞門」です。
3分
鋸岬と大島の間は「三尾松島」といわれます。ここは絶好の磯漁場です。
4分
約三百万年前に割り込んだ流紋岩の岩床の柱状節理が美しい三尾大島です。
島には厳島神社が祭られ、灯台が置かれています。
三尾の村は沿岸、磯漁業の村です。船はここで折り返します。
7分
竹野に帰ってきました。
陸繋島の猫崎半島です。
8分
半島先端部には流紋岩の節理が無数に発達してできた大仏、小仏といわれる奇岩の岩壁です。
9分
流紋岩が泥岩砂岩層の上に重なっている様子が見られます。
半島西側には半島のすそを取り巻くように波食棚が発達しています。
10分
泥岩砂岩層の傾きがよくわかります。
日時:2011年8月27日(土)10:00〜12:00
場所:山陰海岸ジオパーク遊覧
講師:谷本 勇(たにもといさむ)氏
竹野港から但馬御火浦までの海岸地形を見学します。
下記の動画と一緒にご覧下さい
http://www.youtube.com/watch?v=noKROpKHPIY
1分
竹野川河口から出発です。
河口左岸は日本列島が大陸東端にあったころの火砕岩からなる角礫岩の地層です。
2分
大浦湾北部一帯の角礫岩層からなる地域を大マン、小マンといいます。
3分
切浜湾先端部の下山中央部の淀洞門です。洞門は山の中央を縦に走る断層に沿ってできています。
4分
切浜湾のはさかり岩です。ここは花崗岩の角礫を含んだ角礫岩からできています。亀裂によって上部の岩が崩落し、挟まったものと思われます。
5分
須井洞門です。付近にはいくつかの洞門や甌穴など亀裂沿いに侵食された地形が見られます。
相谷の貝殻島です。花崗岩の白い角礫が貝殻に見えるところから名付けられています。
6分
安来松島です。小島が一列に並ぶこの付近の景観を安来松島と呼んでいます。
7分
佐津海岸先端部の小山は柴山湾への目印となるため「柴山」と呼ばれます。
北側の岩壁を「柴山赤壁」といいます。
8分
この洞門は「朝日洞門」といいます。
8分30秒
柴山港口の金鉱山の入り口です。
9分30秒
北前船の寄港地、現在の漁港「沖の浦」です。
http://www.youtube.com/watch?v=ilbgk9Vv2xY
0分
火成岩にできた亀裂部が侵食されてできた香住キャニオンです。付近には大穴洞門があります。
0分40秒
湾口の波消しのケーソンです。
0分56秒
香住湾内、中央の、泥岩砂岩からなる白石島です。
1分20秒
香住湾西部一帯を香住松島といいます。
柱状節理が美しい弁天島です。
湾の奥が三田浜海水浴場です。
2分30秒
この付近は栃三田です。(この付近でも動物の足跡化石が発見されています。)泥岩砂岩の地層と上部の火成岩が重なる垂直の岩壁です。
4分
黄色の二つの島は「兄弟赤島」といいます。
この入り江をオッパセ浜といいます。
背後の壁は天然記念物「鎧の袖」です。
崖の前の小島は天然の造形「蜂の巣岩」、「鷹巣岩」です。
「鎧の袖」付近の全景です。
6分
泥岩砂岩の重なり合った地層が「松ヶ崎百層崖」です。
この付近を「水の浦」といいます。動物の足跡化石を含む泥岩砂岩層に割り込んだ黒い岩石が弁天島火成岩です。さらに、この二つの岩石を切って割り込んだのが「鎧の袖」をつくる岩石で、付近越智走の重なりが最もよく解かる場所です。
7分22秒
四角い穴が「衣笠洞門」別名「百間洞門」です。
8分
松ヶ崎百層崖の全景 縞模様が美しい海食崖です。
9分
「余部橋梁」 余部鉄橋に変わってつくられた余部橋梁です。狭く険しい谷間は但馬の地形を代表する地形といえます。
9分30秒
伊笹岬と御崎、陸の孤島といわれたへき地の村、平家伝説の村「御崎」が急斜面にへばり付くように立地しています。
http://www.youtube.com/watch?v=Xoo4RCuCWHQ
0分
伊笹岬の先端部、260mの山頂部には日本で最も高い場所の灯台が航行安全を図っています。
1分30秒
そそり立つ岩壁の亀裂に沿って洞門が並びます。そのうち釣鐘洞門は高さ約50m余の洞門です。
1分50秒
火成岩からなる鋸岬は硬いため、侵食に弱い周囲の礫岩が侵食されて残った地形です。
岬中央の洞門は離水洞門の「旭洞門」です。
3分
鋸岬と大島の間は「三尾松島」といわれます。ここは絶好の磯漁場です。
4分
約三百万年前に割り込んだ流紋岩の岩床の柱状節理が美しい三尾大島です。
島には厳島神社が祭られ、灯台が置かれています。
三尾の村は沿岸、磯漁業の村です。船はここで折り返します。
7分
竹野に帰ってきました。
陸繋島の猫崎半島です。
8分
半島先端部には流紋岩の節理が無数に発達してできた大仏、小仏といわれる奇岩の岩壁です。
9分
流紋岩が泥岩砂岩層の上に重なっている様子が見られます。
半島西側には半島のすそを取り巻くように波食棚が発達しています。
10分
泥岩砂岩層の傾きがよくわかります。
| comments (0) | trackback (0) |
TOP PAGE △